父回想 3
それから仕事が休みの週末は、お見舞いのために県外の病院とを往復しましたし、その途中であちこちのお宮やお寺に寄りました。
どうか意識が戻りますようにと。
1月15日は父の78歳の誕生日でした。
aiさんがお守りを送ってくれたり、お友達が励ましのメールやメッセを送ってくれました。
しかし、意識は戻らずそのまま18日早朝に永眠しました。
もう一度だけ話をしたかったな…。
喪主は兄のため、信歩には考える時間が比較的たくさんありました。
通夜も葬儀も終えましたし、菩提寺の住職さんからお話も伺いましたが、父が最期に何を望んでいたのか・何を伝えたかったのかが分からずじまいです。
遺品を眺めても答えは出ません。
そのため、色んな本を読んでいます。
上記2冊は愛犬とのお別れですが、見送る立場なのは同じなので。
こちらは「生きること」自体についての本です。
どれだけ読んでも答えは出ないような気がしますが、今はそういう時間が必要なのかもしれません。
2013.01.24 | | 父の事